てんちょーデフォ手

原種系(スピーシーズ)のバラ、マイカイです!
正確に言うと、ハイブリッドルゴサで、原種同士の交雑種から八重が選抜された園芸種とされています。


ピーネコふふん

おいら、知ってるにゃ~

このマイカイの香りは絶品!ってうりゃねこさんがいっつも言ってるにゃ~


てんちょー笑顔

そうだね!

マイカイは、強い香りがあって、うりゃねこさんはだいぶ気に入っているみたい。



てんちょー困る

ただ、あんまり花持ちは良くないので、その香りを堪能するのは育てている人の特権かもしれません。


ピーネコデフォルト

やっぱり葉っぱとか、日本でも野生で育つ、ハマナシに似てるのにゃ。


てんちょーデフォ

ハマナシが八重になりました~って感じだよね!

ハマナシも香りが楽しめるけど、マイカイの方が、八重だから香りを抱えやすいのかな?もっと香る印象があるなぁ。


ピーネコ笑顔

育てやすさも、やっぱり育てやすいのかにゃ?


てんちょーデフォ手

基本的にハマナシも、自生する南限が太平洋側で茨城県くらいまでなので、あんまり暑いのは得意では無いみたいだね。

とはいえ、ピーキャット農場のハウスでは、鉢でちゃんと育ってるよ!

お水がしっかりあれば大丈夫。



ピーネコ笑顔中

これが鉢で咲いてる様子なのにゃ!
意外とまとまって咲いてくれるんだにゃ~


てんちょー笑顔

これは、結構短めに剪定をして、木立バラみたいに咲かせたんだよね!

こうやって、枝は直立気味に伸びるから、つるバラとはしているけど、シュラブに近い感じです。
誘引して育てるって程ではないよね。




てんちょーデフォ

漢方とか中国茶で「玫瑰花茶」ってあるんだけど、あれはバラの蕾を乾燥させてあるものなんだよね。

日本では、日本自生のハマナシと中国のマイカイがごっちゃになって、「玫瑰花」の読み方が「ハマナシ」ってなってるんだけど、要するにハマナシ系のお花の蕾が使われているものみたいです。


ピーネコ焦り

にゃにゃ!?

ぴーねこ、よくわかんないにゃ…


てんちょー困る

まあ…

「ハマナシ」っていう花は、一重もあれば、八重もある、更には白いものあるっていう感じで、大きく「ハマナシ」としていると言う意味なんじゃないかな。

学名的には、ハマナシはRosa rugosa Thunb.だし、マイカイはRosa Maikai H. Haraなので、別のお花なんだけど、細かいことは関係ないんだと思う。

もう古い文献からあやふや~になってるから、てんちょーも、断言的なことは言えません…



てんちょーデフォ

ただ、1つ言えるのは…


ピーネコ焦り

1つ言えるのは…?


てんちょーニヤリ

マイカイの方が花弁が多いので、蕾を摘んで花茶にするなら、こっちの方が成分がいっぱい出ると思います。


ピーネコびっくり

にゃるほど~!



てんちょーデフォ手

これが、マイカイの蕾を乾燥させた状態です。

お茶にしたい場合は…
つぼみ約8個位に対して、沸騰した直後の熱いお湯を100cc注いだら1分間蒸らして出来上がりです。
これで、4回くらいまで繰り返せるみたいだよ。


ピーネコ笑顔

できたお茶はどこかにゃ?


てんちょー泣き

ごめん。

無いんだ…


ピーネコ泣

おいら、飲んでみたかったのにゃ~


てんちょー困る

じゃあ、次の春には作ってあげるからさ…


ピーネコキラキラ

わ~楽しみなのにゃ~

ますます健康になっちゃうにゃ~


てんちょーデフォ

お花の香りが良いけど、味は渋みが強いみたいなので、一般的には紅茶とかとあわせて飲む方が良いんだって。
まあ…
そりゃ、ガクがついてるし、苦みはありそうだよね。



ピーネコびっくり

(にゃにゃ!お花のような味じゃ無いのにゃ!)


ピーネコブリコ

じ、じゃあ、やっぱりてんちょーにあげるにゃ!

女性に良い効能がいっぱいって聞いたにゃ!


てんちょーニヤリ

(お花のジュースみたいだと思ってただんだな…)


てんちょー悦

まあ、まあ、そう遠慮せずに…!
せっかく無農薬で咲かせるお花だから、色々楽しみましょう。

見た目もきれいだし、リラックス効果も抜群だってよ♪


ピーネコ笑顔中

わ、わかったにゃ!

春を楽しみにするにゃ~!

品種名 マイカイ(玫瑰) 【Rosa Maikai H. Hara】
系統 スピーシーズ 育てやすさ 普通
花色 グレープがかった濃いピンク
花性 一季咲き 花形 7cm 丸弁八重咲き
香り 強香
大きさ/樹形 伸長約1.5m 人の背丈ほどの大型シュラブ
開花時期 早咲き 5月始め頃より

品種の解説

丸弁八重平咲きの中輪の花です。明るいピンクは陽の光によーく映えます!枝は太くて根元からたくさんの枝を出して、半直立に自立した株立ちになります。庭木として扱っても面白いですね!
花持ちはあまり良くないですが、その香りは絶品!
枝の上のほうに花を咲かせるので、窓辺なんかに植えると効果的かもしれません。
マイカイはハマナスの交雑種から、八重咲きのものを選抜した園芸種とも言われています。
漢方や美容法面でも使われる、玫瑰花。日本では玫瑰花(ハマナス)と表記されることが多く、八重のマイカイが一重のハマナスと同じものとされ、日本の玫瑰花はハマナス(Rosa rugosa Thunb.)を使用している(と認識されている)らしいです。
中国の玫瑰は八重咲きなので、玫瑰=Rosa maikai H. Haraだと思われ、ハマナスとマイカイの線引きが曖昧になっています。
どちらにしろ、蕾を使用してお茶などにしたいのであれば、八重咲きのマイカイがお勧めです♪
ハーブティーで楽しむメイクイチャ、お酒ではメイクイルイチュウなどもあります。
無農薬でぜひトライしてみては!?

別名:ロサ・マイカイ メイクイ